2010年08月11日

26 禁句(吉野川1)【四国の川第3弾】

水位:0.80m→0.94m(豊永) 参考水量:58.60t(早明浦ダム放流量),70.55t→67.07t(池田ダム流入量) 気温:26℃(本山) 天気:曇り時々雨 区間:豊永〜まんなか(12.7km)
メンバー:AZMAX,ゆかりん(岩原まで)、後輩1号&川太郎&川次郎(回送)


 間違っても「僕、チンダツする人の気が知れませんわ」なんて言葉を発してはいけません。

 日本には古来より言霊信仰というのがあります。口から発した言葉は、現実のシステムに何らかの影響を及ぼすというやつです。病気と言ったら本当に病気になるとか、結婚式で忌み詞を喋ってはいけないというあれです。
 川の場合、川に対してナメた口をきいた奴は必ず報いを受けます。たぶん、川には神様がおはしまして、相応の罰を下されるからではないかと思います。

 「3シーズン、まったく脱してませんからね。もう、やり方忘れてしまいましたわ(笑)」

「うわ、そんなんよう言わんわ。花鳥が聞いたら激怒すんで〜。彼、カヤック歴10年以上やのに、この前も鬼怒川で泳いでたし。あ、その後JFKAの大会中に御嶽でもやらかしたらしいで」

「ええっ、そうなんすか? ちょっと考えられないすねー。ロールのセットした時、フネの底にあるほうの手が水面から出るまで待ってればいいんですよ。流水でも、10秒も待ってれば出るでしょ? 人間って、一分間息しなくても大丈夫なんすよ」

 おお、すごい自信や…。実際に脱してへんから一応スジは通ってるけど。まあ、面白いからそのままにしときましょう。禁忌を犯した輩の末路は決まっていますので(笑)。

 「そういや、ゆかりんの分のウェア持ってんの?」

 「持ってますよ。にじますカップのじゃんけん大会でもらったやつですわ」

 「てかさあ自分、さっきから気になってんやけど、なんなん、その昭和の香りがプンプンするスプレースカートは? 今どき蛍光のグリーンはさすがにないやろ?」

「これも大会で当てたんすよ。スピリットカップでしたかね」

 恐るべき強運野郎です。こいつ、ひょっとしてこの運の良さで乗り切ってしまうかも…。

 ゆかりんは川下りは久しぶりらしいです。吉野川も初めて。

 「昨日の海部川みたいにリンクスで一緒に下るのん?」

 「いやー、ラナ父さんに任せるのが一番安全ですわ。だから僕、カヤックで下ります」

 なんか以前にも聞いたような言葉やなあ。会長も同じ場面で同じこと言ってたような…。あの時は三段の瀬でヒロ姉落としちゃいましたけどね。

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【四国>吉野川(大歩危・小歩危)の最新記事】
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2010年08月10日

【番外編】海部川【四国の川第2弾】

水位:1.31m(神野) 気温:29℃(海陽) 天気:薄曇り
区間:皆ノ瀬橋〜神野橋(x.xkm) メンバー:AZMAX, ゆかりん、後輩1号


 夜中に目が覚めてしまい、テントから這い出て酒を飲んでいると、未明になってアズマックスとゆかりんがやってきました。久しぶり…でもないか。6月ににじますカップで会ったもんな。小一時間ほど談笑して、就寝。

 ふと目覚めると、いつの間にか雨が降り出していました。ああ、またかあ。一応フライシートは張っていましたが、サボってペグを打っていませんでした。そして、ラナもテントの外で繋いだままでした。
 面倒くさいけど、外に出て、雨に打たれながらペグを打ち込む。ラナはフライとテントの隙間に移動させました。

 憂鬱な気分で朝を迎えましたが、7時を過ぎると天気は持ち直し、晴れ間が覗いてきました。どうやら昨日と同じパターンです。何はともあれよかった、よかった。
 神野観測所水位は再び上昇に転じ、昨日とほぼ同じレベルに戻っていましたが、まあ問題ないでしょう。予定通り、海部川へ向かいました。昨日美那川を下った私は本日は奥様とチェンジして回送兼子守役です。

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ニックネーム ラナ父 at 09:28| Comment(0) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月09日

25-1 冒険(南川1◆96)【四国の川第1弾】

水位:観測所なし(※) 気温:25℃(木頭) 天気:曇り 区間:美那川キャンプ村〜那賀川出合(5.9km) 所要時間:約110分(待ち30分含む) メンバー:後輩1号&川太郎&川次郎(回送)
※0.98m(名古ノ瀬;坂州木頭川),1.32m(神野;海部川)
 坂州木頭川は同水系ですが左支川、海部川は水源が近しいですが別水系


 目の前には透明度抜群の清流が流れていました。ただ、それは昨日までの話で、今朝のそれは、やや濁りが入り、流れはさらに勢い強くなっています。キャンプ場の看板には、川の名前は「美那川」と書かれています。ただ、地図上は「南川」と記載されているので美那川とはおそらく美称なんでしょう。

 南川(美那川)は、西又山(標高1,360m)を水源とし、旧木頭村内において蛇行を繰り返しながら北東へ流れ、畦ヶ野にて那賀川右岸に注ぐ那賀川水系の一級河川です(幹川流路延長16km,流域面積70.2ku)。源流域には、落差約30mの名瀑天霧の滝があります。

 関東地方では梅雨明け以降大して雨が降っていなかったので、四国も渇水と思い込んでいましたが、昨日美那川キャンプ村の管理人さんに聞いたところ、平水と比べて淵では約30cm,川幅の広い浅瀬では15cmほど増えているらしい。週に一度の割合で、まとまった雨が降っていたようです。
 それが、昨晩から一晩中降り続いた雨のおかげでさらに10〜20cm増水してしまいました。明け方になってようやく降り止んだものの、ところどころ晴れ間が覗いていますが、全体的にはまだ薄曇りで覆われています。管理人さんの話だと、天気予報では9時頃からまた降り出すと言っていたらしい。

 この丹生谷の地に初めて訪れたのは6年前の2004年の夏でした。那賀川本川にチャレンジしましたが、えらく増水していて予定区間の半分程度を下ったところ(南川橋)であえなく中断。3年前の2007年にも再訪し、那賀川本川と美那川に挑戦しようとしましたが、大雨に見舞われこれまた断念したという経緯があります。三度目となる今日は今度こそ、という思いが人一倍強くあります。

 当初の計画では、那賀川本川とここ美那川の両方を下るつもりでしたが、食事やら移動やら後々のことを考えると時間的におそらく1本しか下れないと思っておいたほうが良いでしょう。どちらを選ぶべきか、考え込みました。

 ◆選択肢A:那賀川(北川〜ごろごうち橋)
 6年前にすでに下見済み。車道から川相が事前に確認しやすいし、外部と連絡が取りやすいので、安心感がある。何より、6年前のリベンジが果たせる。

 ◆選択肢B:美那川(美那川キャンプ村〜ごろごうち橋)
 大部分が車道から見えない位置にあって事前の下見ができない上、携帯電話が圏外で外界から完全に隔絶されている点でよりハイリスク。そして、新規開拓96本目としてカウントできる。

 一言でいえば、那賀川は「リベンジ」、美那川は「冒険」を選ぶことになります。「リベンジ」と「冒険」、さあ、どっちを取ろう?

 熟考の末、選択したのはBの美那川でした。

 冒険とは、文字通りに解釈すれば、危険を冒すことです。『ウランのページ♪』など、先人の情報がいくつか存在しているので、情報面でまったくの白紙で臨むというわけではありませんが、「レベル4 上級者」向けといわれるグレードの面から考えると、わんこ連れ単独行で臨むことはかなりの危険を伴うと認識すべきでしょう。

 では具体的に、危険(=リスク)には例えばどのようなものが想定されるでしょう。

 @ポーテージルートが存在しない巨大な堰や滝に出くわす。
 A沈してボートやパドルを流失してしまう。
 Bラナや私が続行不可能なほどのケガをしてしまう。

 エスケイプポイントが限定されている上、外部との連絡手段を絶たれているので、@のレベルであっても、既に「遭難」に近しい危険水域に達してしまっていると言えます。したがって、そうならないためのリスクヘッジを施しておく必要があります。

 @については地形図で堰や滝がないことを確認済み。現地の下見ができないので不安は残りますが、先人の情報から見ても、おそらく存在しないと言ってよいでしょう。
 AとBは、@ほどではなくともそうなる可能性の高い場所(リカバリーできる瀞場がない長い瀬、また流速の強い岩絡みの瀬)では不用意に突っ込まずにポーテージを選択する、もしくはチキンルートを選ぶ。怪しげな場所は事前に上陸して下見し、都度判断していくしか方法はなさそうです。

 ここで問題になるのがその判断の精度ですが、これは川の流れを読み、自らの技量を把握した上で、流水の中で自分のフネがどう動くか想像する力の程度にかかっています。つまるところ、根本的なリスクとは、能力不足に伴う判断ミス、すなわち流れの読み間違いや技量の認識違い(過信)にあると言えそうです。
 これくらいの流量(20〜30トン?)の川は数多く経験しているので、自分の動きをちゃんとイメージできるはずだとは思うのですが、アンタならできる、もしくはムリと判定してくれる客観的な評価指標が存在しない以上、リスクをゼロにすることは不可能です。

 結局、リスクは潰し切れるものではなく、知識と経験に基づく想像力(シミュレーション力)という非常にあやふやなモノを頼りにこの渓谷に飛び込まなければなりません。ものすごく危険なこととは分かっているけど、そうは体験できない楽しみを味わえるということも知っています。だから何年漕いでても飽きないんですね。

 そういや、事前対策としてもう一件案出してました。
 一度渓谷内に入ってしまうと基本的に途中上陸は不可なんですが、美那川キャンプ村から約1.6km下流にある日早橋に入川道を見つけていました。おそらくは唯一の上陸ポイントかと思われます。念のため、ここでいったん陸上の嫁さんと合流して安否確認を取り、継続の是非を決めることにしました。
 前半がクリアできたからといって後半もクリアできるという保証はまったくありませんが、前半でNGが出るようなら後半も間違いなくNGといえます。核心部とは往々にして車道から見えない場所に位置しているので、おそらく核心部は後半部に位置している可能性が高いと読んでいたためです。

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ニックネーム ラナ父 at 00:19| Comment(0) | 四国>南川(美那川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

25-2 帰還(那賀川1)【四国の川第1弾】

水位:観測所なし(※) 気温:25℃(木頭) 天気:曇り 区間:美那川出合〜ごろごうち橋(4.4km) 所要時間:約40分 メンバー:後輩1号&川太郎&川次郎(回送)
※0.98m(名古ノ瀬;坂州木頭川),1.32m(神野;海部川)
 坂州木頭川は同水系ですが左支川、海部川は水源が近しいですが別水系


 美那川と那賀川の流量はほぼ同等でした。つまりこの出合より先は40〜50トンくらいはあるのではないかと推測されます。ただ、美那川も那賀川も、この出合以降は川幅が数倍に広がり、流速は強いながらも変化に乏しく、リラックスモードで下ることができます。
 ところどころに豊富な水量を湛えた流れ込みが入り、水量はさらに増していきます。ここが源流部とはにわかには信じがたいほどのビッグウォーターです。

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 ところでこのあたり(白瀬峡?)、実はダムの底に沈む運命にありました。
 細川内(ほそごうち)ダム計画は、1971年に表面化されましたが、97年に一時休止、2000年に正式に中止とされました。中止となった背景には、地元、旧木頭村の根強い反対運動がありました。強大な国家権力と人口2千にも満たない小さな村との対決構造は「大きなゾウと闘う小さなアリ」と例えられていたそうです。

 ダムができれば、道路が整備されて一時的に仕事が増えても結局は過疎が進むだけで、村の基幹産業である農林業が衰退してしまう。小見野々ダムの経験から、ダムの堆砂による水害リスクが高まる。広大な森林と那賀川の清流は貴重な国民の財産であり、次世代に残す義務がある。豊かな自然と共生し、「ダムに頼らない村おこし」こそが最善の途である。

 というのが、反対運動の主旨になるかと思います。なお、反対運動の経緯については、93年〜01年まで木頭村長であった藤田恵氏の著作に詳しいです。
 私が今日こうして川を下り、「ガロ」が棲むという豊かな自然を満喫できるのは、傷だらけになって守り抜いてくれた人たちがいたおかげでもあります。

 川相は単調なままで、ひたすら流されていくだけでした。件の図書によれば、ダム計画中止で那賀川源流の自然は守られたかというと、残念ながらそういうわけでもないようです。

 戦後推進された拡大造林に伴い、生来の広葉樹はカネになる針葉樹に植え替えられました(そういや、美那川も秘境と呼ぶに相応しい光景でしたが、山は植林された杉や檜ばかりでした)。しかし、70年代以降の木材輸入自由化に伴い価格が暴落。林業の衰退に伴い、杉林は放置され荒廃し、大雨が降るたびに土砂崩れを起こします。河川に流入した大量の土砂は、これまで変化に富んでいた淵や瀬を埋めて魚の棲みにくい(カヌーで下ってもイマイチな)単調な流れに変えてしまい、さらには川床の上昇やダムへの堆砂といった問題を惹起します。また、広葉樹に比して針葉樹は保水力に乏しく、以前に比べると水量も随分減ってしまったということでした。
 胸を張れるだけの素晴らしい川を子供たちに残していくためには、山林を再生させることも重要なようです。

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ニックネーム ラナ父 at 00:12| Comment(4) | 四国>那賀川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月08日

【番外編】前夜

 はるばるやってきました「四国の右下」は丹生谷(那賀町)の地。本日は旧木頭村内の美那川キャンプ村で宿泊です。当初、テントサイト(¥2,500)を予約していたんですが、雲行きが怪しかったので急遽バンガロー(¥5,500)に変更しました。この選択は大正解で、荷物を運び入れ終わった途端、パラパラと雨が降り始めました。バンガロー内は清潔で非常に快適です。探検部出身の私はテント泊が基本なので、今までわざわざ金払ってキャンプする意味が分からんなんて思ってましたが、こんなに快適なら率先して利用したいです。

 雨は夕立程度に考えていましたが、降り止むことなく、むしろ雷鳴まで轟き始めてひどくなる一方でした。一発目の雷鳴を聞いて、川太郎、「わーー!」と泣き叫んでいました。
 へえ、怖いと感じるんやなあ。何度も聞いているとさすがに慣れてきたのか、「かみ、ゴゴゴゴ〜」と状況説明するようになり、「ライゴー、もいっかい!」とリクエストするほどまでになりましたけど。
 ちなみにラナはどんな轟音が鳴ろうとも他人事のように落ち着いてました。

 ところで川次郎ですが、川太郎が10ヶ月かかった寝返りを半分の5ヶ月でマスターしてしまいました。しかも6ヶ月を前にして、腰もかなりすわってきてます。非常に順調です。
 はじめは川太郎に瓜二つだった顔も、だんだん別のものへと変わってきました。ただどうやら嫁さんの赤ちゃん時代とそっくりらしい。

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 川太郎は、生まれて初めて花火を体験しました。ついこの前までなら、「まい!」(「おしまい」の意)程度しか喋れなかったのが、今では「はなび、おわったね」と会話することができます。こちらも成長著しい。

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 夜中は少し肌寒いほど冷え込んだこともあって、何度か目を覚ましましたが、屋根を叩く雨音は一向に鳴り止む気配がありません。
 うーん、明日は川下れんのかな…。関東からここまで来たのに中止ってのはきついなあ…。まあ、なるようにしかならんし、心配してもしゃあないんですが、漠然とした不安は消えないまま夜を過ごしたのでした。

ニックネーム ラナ父 at 02:08| Comment(2) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月25日

★24 奥秩父三峰渓谷後半部(荒川3)

水位:1.07m(落合) 流量:7.50t→6.35t(二瀬ダム放流量) 気温:32℃(秩父)
天気:晴れのち曇り一時雨 区間:大血川橋〜三峰口駅 所要時間:約3.0h メンバー:G君

 ★作成中

 この一週間、記録的な猛暑が続きました。おかげで水位はギューンと急下降を続けていましたが、今朝長瀞の水位を確認するとむしろ増えていてびっくり。調べてみると、昨晩22時頃、野上(長瀞町)で1時間に32ミリの雨が降っていたようです。水位は約3時間の間に1.60mから2.33mまで急増していました。恐るべし、ゲリラ豪雨。

 猛暑の恐怖といえば、集中豪雨の他に熱中症もありますが、ここ数日は、違う意味で熱に浮かされていました。
 原因は先週の三峰渓谷です。川下りそのものの楽しさと、未知の領域に漕ぎ出す時のスリルが同時に高いレベルで味わうことのできた稀有な一日でした。あの感覚を今一度という思いと、開拓領域をもっともっと延伸していきたいという思いに駆られ、今日も足を運んでしまいました。

 源流部では二瀬で1時間に12ミリの雨量を観測。中津川の流量が増えていましたが、二瀬ダムの放水量には変化なし。集中豪雨の影響は、長瀞エリアほどではないと思われます。二瀬ダムの放水量は7.5トンと先週と比べてほぼ半減していましたが、大血川上流の大洞第一発電所で放水していれば問題なく下れるだろうと読んでいました。浦山口、三峰口付近の水量を確認したところ、おそらく予想通りではないかと判断。

 9時に三峰口近辺でG君と合流。今日は妻子を置いての遠征ですので、17時までという門限付きです。13時半までに上陸すれば何とかなるかなと見積もりました。前回のゴール地点から出発したとして、三峰口駅までの距離は約3kmでちょっと物足りない。もう少し距離を伸ばしたいと徐々に下流に下がっていきましたが、入川道がちっとも見つかりません。結局、浦山口近辺の荒川総合運動公園まで下がってようやく見つかりました。
 スタート地点までの距離は、もはや10kmを越えています。おそらく存在するであろう核心部を越えるのにどれだけ時間がかかるか次第ですが、まあ、三峰口まで着けば電車で回送できるし、まあええかとそのまま回送しました。

 まずは大血川橋へ。先週と比べればガクーンと減ってはいますが、水量は期待していたとおり充分あります。

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 前回のゴール地点から続きを始めるのが理想ですが、ネックは大洞第二堰堤の存在です。調べてみると、やはり全域が水を被っていて、越えるのは至難の業となりそうです。ということで、大血川橋まで下がってプットインしました。上流側に堰堤をはっきり望める位置関係にあり、まあ繋がっているとみなしてもいいでしょう。

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2010年07月19日

★【下見編】赤平川+小森川

 ★作成中

 花鳥、G君、ぽんさん、そして奥さんとラナで長瀞を下り、私は回送。ちなみに奥さんは、今日が長瀞初カヤックです。

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 この時間帯を使って、川の下見に行ってきました。行ったことのない川って、見るだけでも楽しい。だんだんパターン化しつつあります。

 まずは小森川へ。

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ニックネーム ラナ父 at 03:16| Comment(0) | 【下見編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月18日

23 奥秩父三峰渓谷前半部再訪(荒川2)

水位:1.27m(落合) 流量:15.60t→14.17t(二瀬ダム放流量) 気温:31℃(秩父) 天気:快晴
区間:道の駅大滝〜上石橋 所要時間:約2.0h メンバー:G君、後輩1号&川太郎&川次郎(回送)


 秩父さくら湖に9時に集合なので、6時半過ぎに自宅を出発しましたが、すでに時遅しで大渋滞しており(相模湖ICから35km!)、下道ルートにシフトせざるを得ませんでした。R299経由で目指しましたが、時間通りに着くのは厳しそうやなあ、と思っているところにG君からメールが着信。G君も渋滞かなあ。

 「すみません
 飼ってるうなぎが風呂の下に侵入してしまって、でてこないので、遅れます。
 すみません。」


 思わず吹きました。うなぎが逃げたって…、どんな理由やねん。てか、うなぎ釣ってフツーに飼ってる時点でおかしいやろ! と突っ込むトコですね。

 結局、定刻から30分遅れで到着。G君はすでに到着していました。
 本日の最終目的地は、この秩父さくら湖(浦山ダム)の上流部、浦山川でした。ここは去年の夏に下見に行ったところで、下る(落ちる)機会を窺っていました。ただ、金曜日時点ではダムへの流入量が約5トンあったのが、今朝時点で2.93トンまで減ってしまい、今回はたぶんダメだろうと半ば諦めてもいました。
 ま、ダメ元で一応見に行ってみますかと乗り合いで上流へ向かう。まずはメインの滝(砂防堰堤)を見学。あれ? ひょっとしたらいけるかも…。

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 コース下見した結果、バイパスの取水堰から下流はダメですが、取水堰から細久保谷までの区間は、ギリギリで下れそうに思えます。

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 しかし、G君との協議の結果、「保留」としました。今まで下った川の中でも極めて特異なタイプで、印象に残る1本となることは間違いないでしょう。しかし私にとってはラナをポーテージさせるのに非常に難儀しそうということ、G君にとってはブーフに自信がなく、飛ぶ勇気が持てないというのがマイナス要因となり、決め手に欠けました。

 そこで次善の策として考えていた、荒川は三峰渓谷に移動しました。パドラーにとって荒川といえば長瀞が最も有名かと思いますが、これから行く場所は長瀞より上流の秩父市街地よりさらに上流に位置しています。ここは、水路式の水力発電所が乱立し、普段はほとんど川に水が流れていない区間ですが、現在、上流の二瀬ダムで15トンほど放流しています(滝沢ダムは約0.5トン)。上述のとおり水力発電所が数多く存在するため、渓谷を流れる水量がダム放流量とイコールとは言えませんが、下れる可能性は高いと読んでいました。

 ちなみに、ここに来るのは初めてではありません。前回は去年の夏、水のない時(放流量約3トン)に下りました。いや、下ったというよりは歩いたというか…。

 目的地に近付いてきたところで、いったん大血川橋に立ち寄って橋から上流を眺めてみました。いやあ、すごいっす。予想していたよりも多いです。なんだか、20トン〜30トンはありそうな…?

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 ほぼ正午に道の駅大滝からスタートしました。

 水量は大血橋で見た時より少なく、ダム放流量(約15トン)とニアイコールという印象を持ちました。濁りもこっちのほうがひどいように感じます。流速は、思っていたよりゆったりとしていて、瀬のレベルも時々小さな波が立つ程度。ウォーミングアップにちょうどいい。
 そんな調子で余裕をぶっこいていたら、登竜橋の近くで流れ込みが入り、水量が増加。

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 大血橋と道の駅大滝とで水量に差があると感じたのは見込み違いかと思っていたけど、どうもそうではなさそうです。まさか、この先こういう流れ込みをどんどん加えて増水していくんちゃうか…? 急に不安になってきました。こんなことなら、事前にちゃんと下見しとくべきでした。

 登竜橋です。前回出発点のキャンプ場を過ぎ、川が左に大きなヘアピンカーブを描いた後に現れます。ここの瀬は、そこそこ落差がありそうです。さっきまでの余裕はとうに消え失せ、慎重に接近してスカウティング。

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 いざフタを開けてみれば、快適な瀬でした。

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 今度は右に大きくヘアピンカーブ。曲がりきった頃、左岸に大きな法面が姿を現しました。
 ここからしばらく川筋は一直線ですが、見立てが正しければ、この一帯が核心ゾーンとなるはずです。ただ、どんなふうに変わっているかまでは予測がつかないので、ひとつひとつ下見しながら慎重に歩を進めていくしかありません。

 まずは一番瀬。左岸から上陸して下見しました。

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ニックネーム ラナ父 at 02:51| Comment(0) | 関東>荒川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月04日

22 花鳥、32歳の誕生日(鬼怒川3)

水位:3.23m(佐貫(上)) 0.94mm(小佐越) 0.86m(原) 気温:xx℃(塩谷)
天気:曇り時々晴れ 区間:道谷原取水堰〜観音橋(x.xkm) 所要時間:約x時間
メンバー:花鳥、G君、ぽんさん(回送)、後輩1号&川太郎&川次郎(回送)


 今日は花鳥の誕生日です。32回目です。
 明け方まで雨が続き、やや肌寒いほどだったのが嘘のように雲は薄くなり、気温も上がってきました。さすが強運の星の下に生まれた花鳥というべきか。まあ、昨日クルマをパンクさせてたけど(笑)。楽しい一日となりそうです。

 朝8時半にぽんちゃんが到着。さて今日はどこを下ろうかなという話になりましたが、女性陣二人にこの川はまだ危ないでしょう。大渡橋より下流なら何とかなると思いますが、沈脱すると岸に辿りつくまでが大変なので、ダッキーのほうが望ましい。ただ嫁さん曰く、その快適さに甘えてしまってカヤックに乗らなくなってしまうかもしれないのが怖いらしく、ダッキーにはあまり乗りたくないそうな。最終的に、G君を加えて昨日と同じ籠岩コースとなりました。女性陣と子供たちは回送です。

 道谷原取水堰が全開なのは昨日と同じですが、 堰堤が水を被っていませんでした。

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 放水量も、心なしか、減っている気がします。これなら渡れるかもしれない。

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 思い切って近付いてみましたが、やっぱり1mくらい盛り上がっていて、とても渡れそうにありません。減っていると感じたのは、気のせいだったのか。
 戻ろうとしましたが、エディーの流れが強く、どんどん上流に向かって流され、本流に吸い寄せられていきます。
 出られません。このまま流されると「エクスプロージョンウェーブ」に放り込まれてしまいます。マズい。何とか水際で食い止め、エディーラインに沿って流れましたが、再び上流に運ばれてリプレイ。これは超マズい…。最下流から引き戻される際に、タイミングを見計らってフェリーグライドで脱出を試みる。もちろん鬼漕ぎです。これで失敗したら間違いなく力尽きて心が折れるでしょう。二回目はない、というつもりで漕ぎ、本当にギリギリのところで出られました。めちゃめちゃ危なかった…。

 君子危うきに近寄らず、です。

 おとなしく、昨日と同じ側流からスタートしました。昨日よりだいぶ川幅が狭まり、浅くなっています。やはり水量自体はがくんと減っているようです。合流した本流も、昨日のような圧倒的な迫力は感じられませんでした。この周辺の水位でいえば、おそらく30cm以上はダウンしているかと思われます。

 籠岩手前の水道橋まで来ました。ここは今日現在の水量では5又に分かれており、左岸から3本は籠岩の瀬へ、右岸から2本は籠岩の瀬より下流で滝となって合流しています。花鳥の要望通り、右岸の側流へ入りました。

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 こっちルートは私は初めてですが、花鳥は経験済みらしい。まもなく堰堤が現れました。

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 昨日と違ってギリギリまで近づけますが、上陸して下見するところはありません。右から2/3は滑り台状に落ちていますが、最後にもう一段段差があって、巻いているように見えるので避けた方がいいでしょう。左1/3は岩盤の上を水が流れていて、半天然な作りですが、流れが複雑でこれはこれで危ない。



 私は途中で乗り上げて座礁した程度で済みましたが、花鳥はひっくり返って流され、手の甲を擦りむいていました。うわ、痛そう…。せっかくの誕生日なのにかわいそうに…、と思っていたんですが、こんなの全然大したことなかったわというくらい後でひどい目に遭うとは誰も思ってもみませんでした。

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ニックネーム ラナ父 at 06:27| Comment(4) | 関東>鬼怒川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【下見編】鬼怒川公園

 金曜日に記憶が飛ぶほどに飲んだくれてしまったこともあり、かなり疲労が溜まっていました。今朝はゆっくりと眠りたかったんですが、5時に目が覚めてしまいました。ラナを散歩に連れて行った後、椅子に腰掛けてウトウトしていると、5時半になって「ぱぱは〜?」と川太郎が起き出してしまいました。
 その後テントから出てきた奥さんと川次郎と朝食をとっているうちに上空の雲はものすごい勢いで流れ、いつの間にか雨は止み、晴れ間が覗いていました。いい一日になりそうです。

 7時半を迎えても、あの二人はまだ起き出してくる気配がありません。時間がもったいないので、ちょいと散歩がてら、上流部の下見に向かうことにしました。

 様子を見てみたかったのは龍王峡でしたが、鬼怒川ライン下り区間にも興味津々だったので、まずは温泉街へ。巨大なホテルが所狭しと立ち並び、川に下りられそうな道がなかなか見つからない中、ようやく駐車場付きの吊橋が見つかりました。「鬼怒楯岩大吊橋」と書いてあります。看板によれば、去年の今頃完成したばかりのようでこぎれいな感じ。

 ここらはライン下りのコースになっているようで、コース整備されている気配があります。半分沈んでますけど…。

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 あれが楯岩?

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 このあたりは天下の名勝と呼ぶに相応しい渓谷が続いていますが、全体的に緩やかに流れており、メリハリのある瀬はなさそうです。見に行くべきはラインコースより上流部でしょう。くろがね橋を渡り、右岸へ。橋の左岸側のたもとには、鬼怒子の湯という足湯がありました。オープンは9時からなので閉まってます。
 温泉街中心地を抜け、幹線沿いに遡上すると、「滝見橋」の標識があったので駐車。リニューアルされたばかりのようで、ここも小ぎれいな公園でした。
 吊橋の上流側には凄まじい瀬があります。

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 おおう、下流側もなかなか…。

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ニックネーム ラナ父 at 06:12| Comment(0) | 【下見編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする