2010年12月31日

【番外編】2010年を振り返って

 2010年総集編ムービーを年末に公開するつもりだったんですが、トラブル続出で結局20日間ほどずれこんでしまいました。



 さて、今年は関東に移り住んで3年目のシーズンとなりました。2月に川次郎が生誕し、ラナも含めると3児の父となってしまったうえ、仕事もそこそこ忙しくなってきた帰結として、川への出撃回数は激減。通算46日で終わりを迎えました。前回の記事にも書きましたが、近年の実績に比べれば著しいダウン(参考:2009年;64日、2008年;61日)。ラナと一緒に漕ぎ始めた2003年以降、最低の数字となりました。数字だけ見れば物足りなさが残る一年だったのですが、内容は濃かったです。

 46日のうち、初めて下った川は13本と昨年と同数、また初セクションの6本も加味すれば、なんと全体の4割強は未知の川を下っていたことになります。100本の川を下ることを目標としている私にとって、目標達成の上での効率という面で見れば、過去最高クラスの1年だったといえるのではないかと。
 また、宿願であった100本目(9/19 檜枝岐川)にようやく到達することができた点においても記念すべき年になりました。

 ◆2010年に下った川
 総本数…30本(参考:2009年:27本、2008年:22本)
 初めて下った川…13本(参考:2009年;13本、2008年;10本)

 順調に数を積み重ね、現在の通算は101本となりました。次の目標はとりあえず108本としています。ラナにとっての100本目になるので。そろそろラナも「引退」が近い年齢なので、来年中には達成したいですが…。

 ◆初めて下った川 13本の内訳
湯西川(栃木県)、男鹿川(栃木県)、摺上川(福島県)、寒河江川(山形県)、最上川(山形県)、片品川(群馬県)、鹿島川(長野県)、美那川(徳島県)、穴内川(高知県)、大芦川(栃木県)、阿知川(長野県)、檜枝岐川(福島県)、道志川(山梨県)

 ◆初めて下った区間 6セクションの内訳
三峰渓谷後半部(荒川)、天竜峡(天竜川)、美那川出合〜木頭南宇(那賀川上流)、穴内川出合〜豊永(吉野川)、芦ノ牧温泉(会津大川)、塩原渓谷前半部(箒川)

 以下、ムービーのコメントです。

 【桂 川(山梨県) アッパー再挑戦/1月24日】
 ロワー漕ぎに来たんですが、たまたま放水中のアッパーを発見! 1月からいきなり今年一番の達成感溢れる最高のダウンリバーとなりました。水量もちょうど良くて、サムライ左ルート、ハラキリにも初挑戦できました。結果は惨敗でしたが…。

 【湯西川(栃木県) 89本目/4月3日】
 全国に誇れるレベルの清流でしたが、下った区間は来年はダムの底に沈んでしまうそうで、今年が最後となります。この目に焼きつけるようにして下りました。区間を上流にシフトすれば、まだまだ下れる可能性は残されていますが、核心部も有する素晴らしい川相だったこの区間が半永久的に喪われてしまうのはあまりに惜しい。本当に残念です。

 【男鹿川(栃木県) 90本目/4月11日】
 去年から下りたいと熱望していましたが、この時期の雪解け増水でようやく実現できました。透明度はダム建設工事中の湯西川以上のS級。水量次第ではまだまだ上流側にコース設定できそうで、開拓の余地はありそうです。

 【摺上川(福島県) 91本目/5月2日】
 元やんさんのお膝元、ふぐすまを流れる阿武隈川の支流で、東北遠征の際にご案内いただきました。アクセスの良さからは想像がつかない渓谷美と、快適な瀬が連続していてめちゃめちゃ楽しかった。さらに上流部には滝もあるようで、次回はぜひ拝んでみたいなあと…。

 【寒河江川(山形県)92本目/5月3日】
 生まれて初めての最上川水系。これぞ「みちのくの川」ってなイメージ通りの雪解けビッグウォーターでした。しかし、実は最上川の一支流だったりします。えっ、この規模で支流?とビックリ。ちなみに上流部は根子川という名前でこれまた非常に楽しそうなところらしい。

 【最上川(山形県) 93本目/5月4日】
 寒河江川など比較にならないくらい豊富な水量で、みちのくの大河としての格を見せつけられました。JFKA第1回大会がここのタンの瀬で開かれており、会長(マサゴン)&花鳥のダブルチキンコンビがヴァーティカルクラス(中級)で1・2フィニッシュというNKC発足以来の快挙を成し遂げました。

 【片品川(群馬県) 94本目/5月30日】
 水上に行く途上、関越道沼田IC付近で通り過ぎる川。過去にG君がActonさんたちと下ったことがあるらしく、雪解けの残るこの時期に案内してもらいました。なかなか楽しくはあったけど、瀬にテトラが多くて危なっかしく、嫌な緊張感があります。上流部もコース設定できるようです。

 【多摩川(東京都) 第16回奥多摩カップ/6月5日】
 <結果>優勝/4艇(DK1クラス) 21位/55艇(総合)
 やまかわさんからのお誘いで初参加。久しぶりにサファリに乗って出場しましたが、めちゃめちゃしんどかった。同じダッキー乗りのパドルフリークスさんとも初めてお話することができました。なお、特別賞?としてやまかわさんから「更新迅速 海部郡山川町」というプレミアムなタオルをいただきました。

 【前 川(長野県) 第16回にじますカップ/6月12日】
 <結果>3位/7チーム(その他部門)
 今年も参加できました。アズマックス、コニー、モリ君というNKCのハト派たちが集い、平和で穏やかな時間を送ることができました。出艇直前にもかかわらず沈脱者のレスキューに向かったアズマックスがなんと「にじますカップ」を二度目の受賞。ちゃんと見てくれてるんやなと嬉しい気分になりました。

 【鹿島川(長野県) 95本目/6月14日】
 にじますカップ終了後、義父母と宿泊した大町温泉郷を流れる高瀬川の支流。一番楽しそうと思って入川した狭窄部は砂防堰堤だらけで、えらい難儀しました。掘り出し物かと思ったんですけどね。新たなフィールドを開拓するのって難しいです。

 【利根川(群馬県) 紅葉峡ふたたび/6月20日】
 去年の初体験ではどえらい怖い思いをした紅葉峡でしたが、今年は昨年時より水量も減り、マダムキラーも消失していたおかげでリラックスして渓谷を堪能できました。リベンジを期して臨んだダイナマイトは、一勝一敗。来年は、完勝したい…。

 【鬼怒川(栃木県) 大増水籠岩/7月3・4日】
 花鳥の誕生日会も兼ねた一泊二日ツアーの舞台となった鬼怒川は、見たことないくらい増水してました。花鳥、めでたい日なのに、タイヤをパンクさせたり、沈脱してボロボロになったり…。キャンプではグルマンズ和牛、正嗣の餃子、tomoさんからいただいた鮎という贅沢な品々に舌鼓を打ちました。

 【荒 川(埼玉県) 再訪三峰渓谷前半戦/7月18日】
 去年渇水時に下ったところですが、増水時を狙って再訪。期待通り最高の川下りとなりました。荒川といえば長瀞が最もメジャーですが、ここ三峰渓谷セクションも増水時限定とはいえ、もっともっとスポットライトを浴びても良いのでは? と思います。

 【荒 川(埼玉県) 三峰渓谷後半戦/7月25日】★
 前週の続編をぜひにと思い前回のテイクアウト地点から三峰口まで下りましたが、一転、シーブやアンダーカットの続出する恐怖の川下りとなりました。この区間はヤバいです。なお、渓谷部は浦山口付近まで続いているので、来年も引き続き続編(完結編)をやりたいと思ってます。

 【美那川(徳島県) 96本目/8月9日】★那賀川含む
 今年一番の冒険。前日一晩中降り続いた雨で増水した渓流を、わんこ連れで下る。しかも、後半部はエスケイプ不可で携帯電話も圏外。ケガしたりフネやパドルを流したらジ・エンドというプレッシャーを受けながら下りました。無事、家族の待つゴールに辿り着いた時の感動は忘れられないでしょう。ちなみに、アブ対策で携行したはっかスプレーが大活躍。

 【吉野川(徳島県) 3年ぶりの大歩危/8月11日】
 今年の盆休みは毎晩雨が降り続き、おかげで四国の川は軒並み満水御礼状態。前日の海部川ほどではないですが吉野川も増水中で、小歩危はムリ! と即諦めました。大歩危は3年ぶりでしたが、約10年ぶりくらいに祖谷のかずら橋にも観光に行ったりして、懐古に浸ってました。

 【穴内川(高知県) 97本目/8月12日】★吉野川含む
 高知県民になっていたKYOKOさんと久々に再会。穴内川から吉野川に入り、そのまま大歩危も突っ込みましたが、ダッキーで下る限界を越えていたような気がします。カヤック歴のまだ浅いにこちゃんが平気で突っ込む姿が印象的でした。やっぱ、単純な年数より踏んでる場数こそがモノをいうようです。

 【南 川(福井県) 川太郎デビュー戦/8月15日】
 四国から一路嶺南の地へ。あいにくこちらは渇水でしたが、川次郎を義父母に預けて近くを流れる南川へ。嫁さんと一緒に下ったのは、今年はこれが最初で最後でした。川太郎のデビュー戦という記念すべきイベントだったんですが、こやつ、ずっと寝てました。将来は大物?

 【大芦川(栃木県) 98本目/9月4日】
 今年に入って一部パドラー間でにわかに大ブレークした川です。実際、噂に違わぬ清流でしたが、渇水時で水量が少なすぎて天王橋までの約2kmだけしか下れませんでした。シーズン中は釣竿も多く、オフかつ増水時ではないと正直辛いものがあるという印象です。

 【阿知川(長野県) 99本目/9月11日】★天竜峡含む
 奥さんが出場した天竜川WWFの終了後、珍しく(初めて?)コニーと二人きりで下りました。本命は遠山川、和知野川でしたが、時間的な制約上、大会会場の比較的近所にあったのがこの阿知川でした。入川ポイントが極めて少なく、最終的に天竜峡ゴールの唐笠駅に決定するまでえらい苦労したのが記憶に残っています。

 【檜枝岐川(福島県)100本目/9月19日】
 今年最も印象に残った川です。癒しとスリルの両要素を兼ね備えた、非の打ち所がないパーフェクトリバー。来年は核心部「S字ねじりの滝」にも挑戦したい。このとき、ちょうど100本目に到達したということで、ご一緒いただいたみなさんに大いに祝福いただきました。東北地方は寒いけど、人の心はあったかいですね!

 【会津大川(福島県)芦ノ牧温泉/9月20日】★
 学生時代、真冬にろくな装備もないまま漕ぎ出して全身が凍結しそうになった阿賀野川の上流部に当たります。当時の流量は長瀞レベルくらいでしたが、雪解け時には50トンを越すビッグウォーターと化すらしいです。ラナの肉球からの出血がひどく、一緒に下れなかったのが残念でした。

 【道志川(山梨県) 101本目/9月26日】
 秋川渓谷(多摩川水系)のような、ご近所の隠れた名所を発掘しようと思って行ってきました。車道との高低差がハンパではなく、それなりに冒険的な川下りになりました。元々の川の規模が小さいため、ダッキーでは若干下りにくくて難儀しましたが、ここも順次開拓していきたいと思っています。

 【長良川(岐阜県) 第14回長良川WWF/10月9〜11日】
 <結果>スプリント:2位/17チーム H2H:2位/17チーム
 ダウンリバー:1位/17チーム スラローム:11位/17チーム 総合:2位/17チーム
 tomoさんと「超人師弟コンビ」を結成して出場しました。今年は大増水の影響で日程から内容からかなり荒れました。H2Hは接戦を落としました。二日目のダウンリバーは逆に接戦をモノにしました。最終日のスラロームでは痛恨のミスを犯し、まさかの11位…。ミスした後の粘り強さがまだまだ足りないなと反省しきり。

 【箒 川(栃木県) 塩原渓谷前半部/11月3日】★
 嫁さん出場した那須塩原ハーフマラソンの帰りにちょっと寄り道。前回は核心部「七ツ岩」のみの航下だったので、塩原渓谷を通しで下ろうというのが目的でしたが、釣竿はやたら多いし、紅葉渋滞に巻かれて時間がなくなったしで、コースは前半部のみの2kmに縮小。残念。

 【大芦川(栃木県) 奇跡の清流へ再訪/11月6日】
 この時期にしては珍しくまとまった雨が降り、大芦川へ再び足を運びました。これだけ増えればさすがにあの透明度はないやろと思っていたのに、迎えてくれたのは、日光の大自然が生み出した奇跡。クリスタルブルーの清流でした。次は、東大芦川から下ってみたい!

 【桂 川(山梨県) アッパー前半部/11月21日】
 放水中のアッパーセクションに訪れたものの、めちゃめちゃ水量多いしソロだしどうしようと思っていた矢先、愛艇リンクスのアウターチューブがバーストするというトラブルに見舞われました。半分空気が抜けた状態で大輪橋まで漕いだところで終了。上陸後、ラナの肉球から噴水のように血が溢れ、これがきっかけで手術する決心をしました。

 【桂 川(山梨県) アッパーみたび挑戦/12月5日】
 三度目の挑戦となりますが、今までで一番水量が多い。残念ながら核心部のサムライ、ハラキリはポーテージ。サムライのポーテージではうっかりフネを流してしまい、ゴルジュ内を寒中水泳するハメに。洗剤の香りがする川の水をたらふくご馳走になりました。フネはG君が回収。命の恩人ですわ。

 【桂 川(山梨県) 2010年アッパー最終戦/12月19日】
 四度目の挑戦は、幸か不幸か、川茂堰堤の放水はほとんど終わってしまっていて、大幅に減水していました。ただ、腐っても鯛というか、それなりに迫力があっていい味出してました。プレざむらいまでは絶好調でしたが、続く核心部サムライで花鳥が沈脱。心折れてしまいました。

ニックネーム ラナ父 at 00:00| Comment(2) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月25日

【番外編】まだいける?

 放水が開始されたというロワーを漕ぐつもりで大月までやってきましたが、大月橋を越えるときに見えた川の様子が気になって、高月橋の下まで寄ってみることに。

101225katsura04.jpg

 はたして、19日に下ったときとまったく同じだけの水量がありました。



 ひょっとして、まだまだ漕げるのでは…。年明けにも、もう一度チェックしたいと思います。

ニックネーム ラナ父 at 22:30| Comment(0) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月12日

【番外編】選択肢

 今週末は奥さんが友人と北海道旅行に行ってしまわれたので、金曜日から子供2人と犬1匹とお留守番してます。

 金曜日はラナを病院に連れて行って抜糸しました。目の下、背中と足の腫瘍を切除した部位はキレイにくっついております。しかし、肝心の肉球は、抜く前からすでに糸がありません。先日ラナが縫い合わせていた皮もろとも引き抜いてしまったためです。内部はスカスカだったというから、もしかして治らないのではと危惧しましたが、内部からピンク色をした肉が徐々に盛り上がってきて、穴を埋めようとしていました。時間はかかりそうですが、これも無事に完治しそうです。あとは、実際に走ってみて、出血しなければ最高なんですけど。

 続く土曜日は、昼寝したり公園で散歩したりしているうちにあっという間に過ぎ去ってしまいました。何だかもったいないように感じられ、このままではイカン、何かないかと考えましたが、まるで思いつきません。
 電車に乗って都心にでも出ようかと思いましたが、何でわざわざ休みの日に人の多い場所に出なあかんねんと思ってしまいます。人が少なくて、子供と犬がのびのびと遊べる場所…川? いやいや、漕がれへんのに行くとこが川しかないって、そらないやろ。選択肢少なすぎです。

 カヌーする前はオフの日ってどこ行ってたか考えてみました。
 …マンガ読んでるか、ゲームしてるかしかしてなかったなあ。そういえばインドア引きこもり系だったの、自分でも忘れてました。

 そんな折、(若干酔っ払った)花鳥から電話がかかってきました。
 「…で、明日、川行くん?」
 「えー、はい、G君と行きますよ」
 「どこ?」
 「桂川です」
 「…俺も行こうかな」
 「えっ、今週末行かれへんって言ってませんでしたっけ?」
 「うん、子守せなあかんから漕がれへんよ」
 「それやのに、なんで来るんですか?」
 「他に行きたいとこが…、いや、まあええやん」

 ということで、先週に続けてまた大月の地にやってきてしまいました。彼らはハラキリの下からエントリ。ロデオボーイでみっちり遊ぶそうです。

101212katsura05.jpg

続きを読む
ニックネーム ラナ父 at 03:39| Comment(0) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月01日

【番外編】ラナ、二度目の手術

 100本目を達成したちょうど2ヶ月後、ラナは8歳の誕生日を迎えました。人間の年齢に換算すればおよそ61歳となります。去年の誕生日からフードはすでに「シニア用」に変えてましたけど、60という数字を見ると、いよいよ文字通り初老の領域にさしかかったなあという思いがさらに強いものになります。

 1年ほど前から食事量を3/4程度に減らし続けた効果か、一時期肥満化していた体型も少し絞れてきて、現在の体重は29kg程度。とはいえ、まだまだ太めらしくて、老化の折に足腰の負担を和らげるためにはもっと絞る必要があるらしい。血液検査の結果も非常に良好でした。肝臓機能が若干悪いらしいですが、これは子宮を取った影響らしい。

 老いても依然健康優良犬のラナですが、一つ悩みがあります。

 それは「肉球」。左前足の肉球が非常に傷つきやすくなっており、頻繁に出血するのです。昔からクセになってる場所で、記憶では尼崎に住んでいた時(2007年)が最初だったかと思います。近所の公園を散歩していて、いつの間にかえらく出血していました。数日後には完治したんですが、数ヶ月経って、忘れた頃にまた傷つくということを繰り返していました。最近はその間隔が月に1〜2回くらいと短くなってきて、気になっていたのですが、決定打となったのは、先日の桂川でした。

 桂川ではゴール後に出血したのですが、その量が半端ではなかったのです。いつもならじわじわ滲み出る感じなのが、噴き出すようだったので、これはおかしいと。所持していた血止めの粉を塗り、圧迫止血でようやく止まりましたが、たとえ治癒してもこの状態のまま川に連れて行くのは危険ですし、日常の散歩レベルでも出血する状態だったので、思い切って手術に踏み切りました。

続きを読む
ニックネーム ラナ父 at 22:53| Comment(8) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月21日

【番外編】ダッキー修理、気分は外科医

 桂川から帰宅して、早速修復作業に取りかかりました。

 「餅は餅屋」でダッキー界のムウに依頼するのがベストな選択肢ですが、リンクスIが半死状態で出撃が躊躇われる現在、リンクスIIをジャミールに旅立たせるということはその間は漕げないということになります。そいつは非常に困るんで、やっぱり独力で直すほうが良さそうかなあと考えました。

 ということで、帰る道すがらホームセンターに立ち寄りました。アウターチューブを縫合するための糸が欲しかったんですが、結局、太さ4mmのタコ糸を購入しました。強度はともかく耐久性に不安が残りますが、まあ他に良さげなものがなかったのでしょうがありません。 

 針はもともとリペアキットについていたものを使いました。もともと空いていた穴を利用すると余計な力を使わずに済みます。また、強度面で問題なかろうと判断し、穴の間隔を一コ飛ばしにすることで工数削減を図りました。

101121katsura39.jpg

 目の前には川次郎がウロウロしてます。ちなみに彼、生後9ヶ月ではいはいとつかまり立ちができるようになってしまいました(川太郎は丸1年かかりました)。いつの間にか下の歯も生えてるし。多少のことでは放置されることの多い次男の宿命か、やたらと声がでかい子になってしまいましたが、まあ順調に育ってます。

101121katsura40.jpg

 閉腹終了!

101121katsura45.jpg

 ムウの足元には及ぶべくもありませんが、まあ、おそらく大丈夫でしょう。
 しかし、自分自身は大丈夫ではありませんでした。長々と座り込んで作業していたせいか、完成直後にぎっくり腰に見舞われてしまいました。弱り目にたたり目…。

ニックネーム ラナ父 at 23:23| Comment(0) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月03日

【番外編】那須塩原ハーフマラソン

 文化の日は、那須塩原まで行ってまいりました。第5回那須塩原ハーフマラソンに参加するためです。って、出場したのは嫁さんでして、私は子守役であります。

 朝6時に家を出たんですが、川口JCTから栃木ICまでとにかく混みまくりで、宇都宮ICに至った時点で9時近くになってました。受付時間は8時半〜9時です。ああもう間に合わんなと諦めておったんですが、嫁さんが車内から事務局に電話して確認すると、マラソン開始時間の10時までに到着すれば何とかなるそうな。結局、9時半ごろに受付場所の「くろいそ運動場」に到着できまして、嫁さんだけ下車し、私と子供2名と犬はそこから少し離れた那須塩原市役所の駐車場へ移動。

 さて、マラソンには滑り込みで間に合ったものの、僕たちはどうしたらいいんでしょう。焦ってたんで、詳細を何も聞いてませんでした。走るコースも何も分かりませんので、どこ行ったらいいのかどうかも分かりません。とりあえず子供たちをおぶって、三週間もの間、川に出られずストレスフルで殺気立ったラナちんと付近を散策してました。
 市役所の隣にはカインズホームがありまして、ついでに立ち寄りました。先月の長良川WWFで紛失したポンプを買おうと思ったんですが、残念ながら夏場しか置いてないようです。まあ、そらそうやな。

 市役所の駐車場にはオレンジ色した上着を着ている人が何人かいてはります。どうもスタッフの方のようなので色々聞いてみて、何となくマラソンのコースが分かりましたので、向かってみました。
 お、いっぱい走ってます。ちなみに参加者は約2,500名だそうです。うわー、カヌー界とは全然ケタが違う…。

SANY0578.jpg

 秋晴れの快晴ですが、風は冷たくて、じっとしていると鼻水が出てきます。

SANY0579.jpg

 周辺はのどかな田園風景。座っているのに飽きた川太郎は田んぼで遊んでました。私が子供の頃なんか毎日のように遊んでましたけど、そういや今や近所では全然見ないですね。

SANY0581.jpg

 1時間ほど待ちましたが、全然姿が見えません。10km以上走るの初めてやし、やっぱりどっかでリタイヤしてんのかなあと諦めかけてた頃、ようやく現れました。



 待機していたのは、ゴールまであと約2kmの地点です。思っていたより元気でほっとしました。このまま後を追いかけていって、ゴールのくろいそ運動場で合流。先行の嫁さんは、ちゃんと完走できたようです。
 初出場で制限時間(2時間40分)までに完走できたこともさることながら、何より30歳間近という年齢で、新しい世界を開拓していっているのがすごい。私など、大学を卒業してからカヌー以外のスポーツをまったくといっていいほどしてませんからね。おかげで深くのめりこむことができている反面、ある意味自ら枠を狭めていってる気がしないでもない。漕ぐのはできますけど、走るとなると、20kmはおろか5kmだって非常に怪しいものです。
 およそ半年前から定期的に早朝から走り続けたこと、そして、今日という本番でちゃんと結果を残せたこと、いや、ホントすごいです。川太郎も褒めてました。

SANY0585.jpg


ニックネーム ラナ父 at 22:58| Comment(9) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月21日

【番外編】二度目の祝宴

 花鳥のお祝いに続いて再び祝宴です。といっても本日の主役は私で、100本達成記念ということでActonさんにおもてなしいただきました。場所はうちのオフィスに近い銀座の蒙古薬膳のお店。平たくいうと、しゃぶしゃぶです。ふぐすまから出張中の福島カヌー教会元やんさんも加わり、三名での宴となりました。ふだんヘルメットかぶってライジャケ身に着けて顔を合わせてますから、スーツ姿で会うと微妙に違和感あります。

SANY0570.jpg

 このお二人、ビジネス界では結構えらい立場の方だったりします。同じ会社だったら、まず一緒の席で飲み交わせる仲ではないですよね。もちろん、川の上ではそんな肩書きは意味がありません。むしろ、私が指示を出すことさえあります。あ、もちろん年長者への敬意は払っておりますつもりですよ。

SANY0571.jpg

 年齢や社会的立場を超越した友人関係というのはいいもんです。とくに趣味を同じくする者同士だと、貴重な財産ですね。川という共通の趣味があるので、仕事の話はあまり出ません。しゃぶしゃぶ食べながらもっぱら川の話、中でも檜枝岐川と大芦川で盛り上がりました。

SANY0574.jpg

 いやー、楽しかったー。ご馳走様でした!

ニックネーム ラナ父 at 23:16| Comment(6) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月16日

【番外編】引っ越し祝い

 週末は、花鳥の引っ越し祝いということで新居の南流山まで突撃取材しました。

SANY0554.jpg

 本当の目的は、近い将来に開催されるであろう結婚式のネタ収集なんですけど。今日からNさんとの共同生活がここで始まるわけですが、初日から泊まらせてもらうことになりましてすみません。
 我が家と同じで共働き家庭。嫁さんのほうが遥かに優秀で収入も多いという点も共通です。お互い、がんばりましょう!



 「北山川ラフティング大会 ダッキークラス 優勝」トロフィーを出してきました。3年前の話なのに、また自慢されました。

SANY0559.jpg

 部屋の隅にはなんや怪しげな絵が並んでます。Nさんがアフリカ勤務の際に家に飾っていたものらしい。

SANY0560.jpg

 キッチンのカウンターは、なんかエスニックな雰囲気です。

SANY0564.jpg

 このあたりは、花鳥らしい。

SANY0563.jpg

 ソファは質素な色合いです。ベッドも黒が基調でおとなしい色合いでした。花鳥は原色好きですから、Nさんの趣味が優先されているようです。

SANY0562.jpg

 共同生活では意外と控えめなんかな、という印象でしたが、酔っ払うとクルマをもう一台買いたい! ホンダのバモス買いたい! と主張して譲りません。2台もクルマ持つって、どんだけ金かかると思ってんねんと、3対1で圧倒的に不利でしたが、バモスに乗りたいねん! やって。川太郎を見てるようでした(笑)。


ニックネーム ラナ父 at 00:01| Comment(4) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月25日

【番外編】道志の森でキャンプ

 奥さんのママ友ファミリーとキャンプすることになりました。
 テントで寝たり、折りたたみ椅子に腰掛けたり、炭を熾して肉焼いたりするのに何やらすごくこう、憧れてるらしい。とはいえ我が家のようにフツーの川原でキャンプだと、雨天時が悲惨です。ということで、珍しくオートキャンプ場で寝泊まりすることにいたしました。

 むろん、川下りとのコラボを念頭に置かないはずはなく、奥さんは当初候補地として御嶽周辺を探していたようですが、この一帯のキャンプ場はペット同伴不可らしい。そういや氷川キャンプ場もそうやったですわ。丹沢付近やったらペットOKみたいやけど…という奥さんに、道志川沿いはどう? と聞いてみました。
 あるみたいです。かくして奥さんがオーソライズしてくれたのは「ネイチャーランド オム」というキャンプ場でした。

 高速は、先週まで激しく混み合っていたのが嘘のように空いています。小仏峠も楽々越えて相模湖東ICから南下。道志みち(R413)に沿って西に向かうと、そこには道志渓谷があります。

100925NLom01.jpg

 かつて船乗りたちの間で「赤道を越えても腐らない」と評されたという清流は、木曜日の雨の影響で濁ってました。しかし、何とか下れそうな水量まで増えています。まあ、あわよくばという下心があってこの地を選んだとはいえ、まさかホントにチャンスが訪れるとは何つう僥倖か。

 とりあえず、ハラが減ったので、「そば処 水源の森」で昼食。おおっ、花鳥が好きそうな貼り紙が…。

100925NLom05.jpg

 ご当地B級グルメ「甲府鳥もつ煮」、さっそく注文しました。
 味、濃いです。

100925NLom07.jpg

 キャンプ場に到着。道志川から現地までの林道はなかなか狭くて大変ですが、テントサイト自体はよく整備されてこぎれいな感じ。

 会津大川の時にG君に借してもらったタープをさっそく組み立ててみました。意外にもタープにはずっと縁がなくて、独力で立てるのはなにげに初めての体験です。いやー、めちゃめちゃ快適ですなあ。

100926dohshi02.jpg

 オートキャンプつったら、やっぱりバーベキューだよねと、珍しく今回は炭も用意しました。しかも、備長炭です。
 しかし、なかなか火が点きません。着火材まで買ったのに…。1時間ほど格闘してようやく熾すことができました。元やんさんとか花鳥とか、あっという間に点けてるように見えるんですが、結構難しいもんですねえ。

100925NLom13.jpg

 私は先週に続き、またもや早々に撃沈。時計の針が9時を指す前に寝てしまい、ゲストをろくにおもてなしできず申し訳ないことをいたしましたが、幸いにしていたく楽しまれていたそうです。

ニックネーム ラナ父 at 22:06| Comment(6) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月24日

【番外編】目標の100本、達成しました(後編)

 檜枝岐川の鱒滝を落ちて無事にダウンリバーを終えた時、この川を下りきった充実感には満たされましたが、100本目を達成したことに対しては、どこか淡々としたものがありました。
 それは、登り始めた当初は遥か高みにある目標でしたが、いざ手の届きそうな位置に近付くと実は頂上(最終到達点)ではなかったということに、気付いていたからかもしれません。高みはまだ遥か先にあり、100本とはただの通過点に過ぎないと。登り詰めたはずが、逆に頂上を見失ってしまいました。

 ただ、考えてみれば、100本といっても、そもそも日本の河川の総数(うち一級河川で109水系13,989本、二級河川で2,723水系7,084本)に比べたら、九牛の一毛に過ぎません。
 そもそも100本という目標の根拠となったのは、カヌーで下ることを通じて日本全国の川に広く深く触れ合いたいという思いでした。日本全国を巡ったかというとまったく言えないし、深く語れるかというとまだまだ中途半端です。

 終わりなき旅は、まだまだ続きそうです。

downriver02.jpg


※漕いだ区間が複数都府県に跨る、または県境を流れる場合は、ダブルカウントしています。

続きを読む
ニックネーム ラナ父 at 21:29| Comment(4) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする