2010年12月31日

【番外編】2010年を振り返って

 2010年総集編ムービーを年末に公開するつもりだったんですが、トラブル続出で結局20日間ほどずれこんでしまいました。



 さて、今年は関東に移り住んで3年目のシーズンとなりました。2月に川次郎が生誕し、ラナも含めると3児の父となってしまったうえ、仕事もそこそこ忙しくなってきた帰結として、川への出撃回数は激減。通算46日で終わりを迎えました。前回の記事にも書きましたが、近年の実績に比べれば著しいダウン(参考:2009年;64日、2008年;61日)。ラナと一緒に漕ぎ始めた2003年以降、最低の数字となりました。数字だけ見れば物足りなさが残る一年だったのですが、内容は濃かったです。

 46日のうち、初めて下った川は13本と昨年と同数、また初セクションの6本も加味すれば、なんと全体の4割強は未知の川を下っていたことになります。100本の川を下ることを目標としている私にとって、目標達成の上での効率という面で見れば、過去最高クラスの1年だったといえるのではないかと。
 また、宿願であった100本目(9/19 檜枝岐川)にようやく到達することができた点においても記念すべき年になりました。

 ◆2010年に下った川
 総本数…30本(参考:2009年:27本、2008年:22本)
 初めて下った川…13本(参考:2009年;13本、2008年;10本)

 順調に数を積み重ね、現在の通算は101本となりました。次の目標はとりあえず108本としています。ラナにとっての100本目になるので。そろそろラナも「引退」が近い年齢なので、来年中には達成したいですが…。

 ◆初めて下った川 13本の内訳
湯西川(栃木県)、男鹿川(栃木県)、摺上川(福島県)、寒河江川(山形県)、最上川(山形県)、片品川(群馬県)、鹿島川(長野県)、美那川(徳島県)、穴内川(高知県)、大芦川(栃木県)、阿知川(長野県)、檜枝岐川(福島県)、道志川(山梨県)

 ◆初めて下った区間 6セクションの内訳
三峰渓谷後半部(荒川)、天竜峡(天竜川)、美那川出合〜木頭南宇(那賀川上流)、穴内川出合〜豊永(吉野川)、芦ノ牧温泉(会津大川)、塩原渓谷前半部(箒川)

 以下、ムービーのコメントです。

 【桂 川(山梨県) アッパー再挑戦/1月24日】
 ロワー漕ぎに来たんですが、たまたま放水中のアッパーを発見! 1月からいきなり今年一番の達成感溢れる最高のダウンリバーとなりました。水量もちょうど良くて、サムライ左ルート、ハラキリにも初挑戦できました。結果は惨敗でしたが…。

 【湯西川(栃木県) 89本目/4月3日】
 全国に誇れるレベルの清流でしたが、下った区間は来年はダムの底に沈んでしまうそうで、今年が最後となります。この目に焼きつけるようにして下りました。区間を上流にシフトすれば、まだまだ下れる可能性は残されていますが、核心部も有する素晴らしい川相だったこの区間が半永久的に喪われてしまうのはあまりに惜しい。本当に残念です。

 【男鹿川(栃木県) 90本目/4月11日】
 去年から下りたいと熱望していましたが、この時期の雪解け増水でようやく実現できました。透明度はダム建設工事中の湯西川以上のS級。水量次第ではまだまだ上流側にコース設定できそうで、開拓の余地はありそうです。

 【摺上川(福島県) 91本目/5月2日】
 元やんさんのお膝元、ふぐすまを流れる阿武隈川の支流で、東北遠征の際にご案内いただきました。アクセスの良さからは想像がつかない渓谷美と、快適な瀬が連続していてめちゃめちゃ楽しかった。さらに上流部には滝もあるようで、次回はぜひ拝んでみたいなあと…。

 【寒河江川(山形県)92本目/5月3日】
 生まれて初めての最上川水系。これぞ「みちのくの川」ってなイメージ通りの雪解けビッグウォーターでした。しかし、実は最上川の一支流だったりします。えっ、この規模で支流?とビックリ。ちなみに上流部は根子川という名前でこれまた非常に楽しそうなところらしい。

 【最上川(山形県) 93本目/5月4日】
 寒河江川など比較にならないくらい豊富な水量で、みちのくの大河としての格を見せつけられました。JFKA第1回大会がここのタンの瀬で開かれており、会長(マサゴン)&花鳥のダブルチキンコンビがヴァーティカルクラス(中級)で1・2フィニッシュというNKC発足以来の快挙を成し遂げました。

 【片品川(群馬県) 94本目/5月30日】
 水上に行く途上、関越道沼田IC付近で通り過ぎる川。過去にG君がActonさんたちと下ったことがあるらしく、雪解けの残るこの時期に案内してもらいました。なかなか楽しくはあったけど、瀬にテトラが多くて危なっかしく、嫌な緊張感があります。上流部もコース設定できるようです。

 【多摩川(東京都) 第16回奥多摩カップ/6月5日】
 <結果>優勝/4艇(DK1クラス) 21位/55艇(総合)
 やまかわさんからのお誘いで初参加。久しぶりにサファリに乗って出場しましたが、めちゃめちゃしんどかった。同じダッキー乗りのパドルフリークスさんとも初めてお話することができました。なお、特別賞?としてやまかわさんから「更新迅速 海部郡山川町」というプレミアムなタオルをいただきました。

 【前 川(長野県) 第16回にじますカップ/6月12日】
 <結果>3位/7チーム(その他部門)
 今年も参加できました。アズマックス、コニー、モリ君というNKCのハト派たちが集い、平和で穏やかな時間を送ることができました。出艇直前にもかかわらず沈脱者のレスキューに向かったアズマックスがなんと「にじますカップ」を二度目の受賞。ちゃんと見てくれてるんやなと嬉しい気分になりました。

 【鹿島川(長野県) 95本目/6月14日】
 にじますカップ終了後、義父母と宿泊した大町温泉郷を流れる高瀬川の支流。一番楽しそうと思って入川した狭窄部は砂防堰堤だらけで、えらい難儀しました。掘り出し物かと思ったんですけどね。新たなフィールドを開拓するのって難しいです。

 【利根川(群馬県) 紅葉峡ふたたび/6月20日】
 去年の初体験ではどえらい怖い思いをした紅葉峡でしたが、今年は昨年時より水量も減り、マダムキラーも消失していたおかげでリラックスして渓谷を堪能できました。リベンジを期して臨んだダイナマイトは、一勝一敗。来年は、完勝したい…。

 【鬼怒川(栃木県) 大増水籠岩/7月3・4日】
 花鳥の誕生日会も兼ねた一泊二日ツアーの舞台となった鬼怒川は、見たことないくらい増水してました。花鳥、めでたい日なのに、タイヤをパンクさせたり、沈脱してボロボロになったり…。キャンプではグルマンズ和牛、正嗣の餃子、tomoさんからいただいた鮎という贅沢な品々に舌鼓を打ちました。

 【荒 川(埼玉県) 再訪三峰渓谷前半戦/7月18日】
 去年渇水時に下ったところですが、増水時を狙って再訪。期待通り最高の川下りとなりました。荒川といえば長瀞が最もメジャーですが、ここ三峰渓谷セクションも増水時限定とはいえ、もっともっとスポットライトを浴びても良いのでは? と思います。

 【荒 川(埼玉県) 三峰渓谷後半戦/7月25日】★
 前週の続編をぜひにと思い前回のテイクアウト地点から三峰口まで下りましたが、一転、シーブやアンダーカットの続出する恐怖の川下りとなりました。この区間はヤバいです。なお、渓谷部は浦山口付近まで続いているので、来年も引き続き続編(完結編)をやりたいと思ってます。

 【美那川(徳島県) 96本目/8月9日】★那賀川含む
 今年一番の冒険。前日一晩中降り続いた雨で増水した渓流を、わんこ連れで下る。しかも、後半部はエスケイプ不可で携帯電話も圏外。ケガしたりフネやパドルを流したらジ・エンドというプレッシャーを受けながら下りました。無事、家族の待つゴールに辿り着いた時の感動は忘れられないでしょう。ちなみに、アブ対策で携行したはっかスプレーが大活躍。

 【吉野川(徳島県) 3年ぶりの大歩危/8月11日】
 今年の盆休みは毎晩雨が降り続き、おかげで四国の川は軒並み満水御礼状態。前日の海部川ほどではないですが吉野川も増水中で、小歩危はムリ! と即諦めました。大歩危は3年ぶりでしたが、約10年ぶりくらいに祖谷のかずら橋にも観光に行ったりして、懐古に浸ってました。

 【穴内川(高知県) 97本目/8月12日】★吉野川含む
 高知県民になっていたKYOKOさんと久々に再会。穴内川から吉野川に入り、そのまま大歩危も突っ込みましたが、ダッキーで下る限界を越えていたような気がします。カヤック歴のまだ浅いにこちゃんが平気で突っ込む姿が印象的でした。やっぱ、単純な年数より踏んでる場数こそがモノをいうようです。

 【南 川(福井県) 川太郎デビュー戦/8月15日】
 四国から一路嶺南の地へ。あいにくこちらは渇水でしたが、川次郎を義父母に預けて近くを流れる南川へ。嫁さんと一緒に下ったのは、今年はこれが最初で最後でした。川太郎のデビュー戦という記念すべきイベントだったんですが、こやつ、ずっと寝てました。将来は大物?

 【大芦川(栃木県) 98本目/9月4日】
 今年に入って一部パドラー間でにわかに大ブレークした川です。実際、噂に違わぬ清流でしたが、渇水時で水量が少なすぎて天王橋までの約2kmだけしか下れませんでした。シーズン中は釣竿も多く、オフかつ増水時ではないと正直辛いものがあるという印象です。

 【阿知川(長野県) 99本目/9月11日】★天竜峡含む
 奥さんが出場した天竜川WWFの終了後、珍しく(初めて?)コニーと二人きりで下りました。本命は遠山川、和知野川でしたが、時間的な制約上、大会会場の比較的近所にあったのがこの阿知川でした。入川ポイントが極めて少なく、最終的に天竜峡ゴールの唐笠駅に決定するまでえらい苦労したのが記憶に残っています。

 【檜枝岐川(福島県)100本目/9月19日】
 今年最も印象に残った川です。癒しとスリルの両要素を兼ね備えた、非の打ち所がないパーフェクトリバー。来年は核心部「S字ねじりの滝」にも挑戦したい。このとき、ちょうど100本目に到達したということで、ご一緒いただいたみなさんに大いに祝福いただきました。東北地方は寒いけど、人の心はあったかいですね!

 【会津大川(福島県)芦ノ牧温泉/9月20日】★
 学生時代、真冬にろくな装備もないまま漕ぎ出して全身が凍結しそうになった阿賀野川の上流部に当たります。当時の流量は長瀞レベルくらいでしたが、雪解け時には50トンを越すビッグウォーターと化すらしいです。ラナの肉球からの出血がひどく、一緒に下れなかったのが残念でした。

 【道志川(山梨県) 101本目/9月26日】
 秋川渓谷(多摩川水系)のような、ご近所の隠れた名所を発掘しようと思って行ってきました。車道との高低差がハンパではなく、それなりに冒険的な川下りになりました。元々の川の規模が小さいため、ダッキーでは若干下りにくくて難儀しましたが、ここも順次開拓していきたいと思っています。

 【長良川(岐阜県) 第14回長良川WWF/10月9〜11日】
 <結果>スプリント:2位/17チーム H2H:2位/17チーム
 ダウンリバー:1位/17チーム スラローム:11位/17チーム 総合:2位/17チーム
 tomoさんと「超人師弟コンビ」を結成して出場しました。今年は大増水の影響で日程から内容からかなり荒れました。H2Hは接戦を落としました。二日目のダウンリバーは逆に接戦をモノにしました。最終日のスラロームでは痛恨のミスを犯し、まさかの11位…。ミスした後の粘り強さがまだまだ足りないなと反省しきり。

 【箒 川(栃木県) 塩原渓谷前半部/11月3日】★
 嫁さん出場した那須塩原ハーフマラソンの帰りにちょっと寄り道。前回は核心部「七ツ岩」のみの航下だったので、塩原渓谷を通しで下ろうというのが目的でしたが、釣竿はやたら多いし、紅葉渋滞に巻かれて時間がなくなったしで、コースは前半部のみの2kmに縮小。残念。

 【大芦川(栃木県) 奇跡の清流へ再訪/11月6日】
 この時期にしては珍しくまとまった雨が降り、大芦川へ再び足を運びました。これだけ増えればさすがにあの透明度はないやろと思っていたのに、迎えてくれたのは、日光の大自然が生み出した奇跡。クリスタルブルーの清流でした。次は、東大芦川から下ってみたい!

 【桂 川(山梨県) アッパー前半部/11月21日】
 放水中のアッパーセクションに訪れたものの、めちゃめちゃ水量多いしソロだしどうしようと思っていた矢先、愛艇リンクスのアウターチューブがバーストするというトラブルに見舞われました。半分空気が抜けた状態で大輪橋まで漕いだところで終了。上陸後、ラナの肉球から噴水のように血が溢れ、これがきっかけで手術する決心をしました。

 【桂 川(山梨県) アッパーみたび挑戦/12月5日】
 三度目の挑戦となりますが、今までで一番水量が多い。残念ながら核心部のサムライ、ハラキリはポーテージ。サムライのポーテージではうっかりフネを流してしまい、ゴルジュ内を寒中水泳するハメに。洗剤の香りがする川の水をたらふくご馳走になりました。フネはG君が回収。命の恩人ですわ。

 【桂 川(山梨県) 2010年アッパー最終戦/12月19日】
 四度目の挑戦は、幸か不幸か、川茂堰堤の放水はほとんど終わってしまっていて、大幅に減水していました。ただ、腐っても鯛というか、それなりに迫力があっていい味出してました。プレざむらいまでは絶好調でしたが、続く核心部サムライで花鳥が沈脱。心折れてしまいました。

ニックネーム ラナ父 at 00:00| Comment(2) | 【番外編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
総集編作成オツカレサマでした。

昨年ははじめての川で5回もご一緒できたのですね。今年も東北遠征おいでくださいませ。

本年もよろしくお願いします。
Posted by 元やん at 2011年01月22日 11:47
元やんさん、こちらこそ今年もよろしくお願いします。

昨年は東北地方の川をたくさん楽しませていただきましたが、そのほとんどが元やんさんも一緒でしたね。
ありがとうございました。
Posted by ラナ父 at 2011年01月22日 19:12