2010年11月21日

40 じこ、だね(桂川3)

水位:1.2xm(桂川強瀬) 気温:12℃(大月) 天気:快晴
区間:川茂橋〜大輪橋(約x.xkm) 所要時間:約50分 メンバー:後輩1号&川太郎&川次郎(回送)


 最近の川太郎の遊び。乗り物大好きです。

 「だっせん、してるね」

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 「じゅうたい、じゅうたい」

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 「じこ、だね」



 放流情報を耳にしたときから、ずっと行きたかった桂川。

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 されど10月に入ってからというもの仕事がやたらと忙しくなり、なかなか川に行けなくなってしまいました。長良川WWFが終わってからというもの、まともに漕いだのは今月6日の大芦川(※もっか作成中)だけという有り様。異常事態です。まあ、おそらくは毎週漕ぐほうが世間一般では「異常」であって、月に1〜2回程度がバランスの取れた生活なんでしょうが、異常が日常化されてしまって久しい私にとって、週末漕げない環境というのは、思っていた以上にストレスでした。もはや重度の依存症に陥っているといっていいでしょう。

 とにかく力いっぱい存分に漕ぎたいということで、アッパー区間の上限ギリギリまで行ってみました。
 川茂堰堤。むかし初めて訪れたときは全然水がありませんでしたが、今日はゴーカイに出してます。初めて見ました。



 プットインは、堰堤から少し下にある川茂橋から。

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 ちなみに出艇するまでに2グループ見かけました。私は核心部はハナからスキップするつもりでしたが、彼らは行くんでしょうなあ。

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 最初のホールに正面から突っ込む。全身に飛沫を浴びて、おー、これこれっとテンションが上がり始めた時でした。

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 バン! という破裂音。何かが弾けたような、もしくは裂ける音にも聞こえました。近くで起こったのは間違いないですが、瀬の音に紛れて出所がはっきりと分かりません。

 何っ、何っ、今の? 背中のラナはケロッとしていて、彼女の身に何か起きたわけではなさそうです。頭上に疑問符が残ったまま、瀬を下り終えると、またさっきの音がしました。それも、今度は数発。

 れ、連爆? あっ、あああ゛〜!
 視界の右端に、見たくないモノが映っていました。ダッキーからはみ出した、艶やかで透明な内臓。破裂音と思ったのは、サイドのアウターチューブの縫い目が弾け飛んだ音だったのです。

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 「じこ、だね」

 川太郎の声が聞こえたような気がしました。

 破裂といっても、インナーが破れたわけではないので、沈没するわけではありません。のんきに走り回るラナ(彼女も相当ストレスフルだったみたい)を後目に、川原に上陸して修復作業にかかりました。針と糸が必要なんですが、もちろんそんなもんは携帯してません。まだ漕ぎ始めて5分ほどしか経っていません。ここでリタイアとなったら発狂しそうです。

 ということで、知恵を振り絞って考え抜いた末に施した処置がこれです。

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 糸の代わりに、スローロープでぐるぐる巻きにした、みたいな(笑)。
 ただし、内臓がはみ出さない程度に縛り付けるには、空気圧をかなり減らさざるを得ませんでした。つまり、右サイドはベコベコで、半ノーコン状態。こんなんで漕げるんかな〜? と甚だ疑問でしたが、続行したいならこれでいくしか選択の余地は残されておりません。
 右リーンでズブズブ沈み込んでしまうのを除けば、意外とスムーズでした。左のお尻に重心を落として、やや左側に沈ませながら漕ぐのがコツみたいです。少しずつ、余裕が生まれてきました。

 そして本日の核心部となる舟場橋下の瀬。前回はここがしょっぱなでしたが、今回はここがラストの瀬となります。もともと核心ゾーンはスキップするつもりでしたが、ハラキリ以降から再開しようと思ってました。てか、こっちをメインで考えてました。しかしこの状況では諦めざるをえないでしょう。



 舟場橋の瀬は二又に分かれてます。右岸ルートは無事に乗り越えられる気がまったくしません。見たことない規模のバックウォッシュです。空飛べるスイッチでもない限り、まあムリではないでしょうか。

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 ということで、左岸ベタベタのルートをこっそりと下りました。

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 まもなく現れる大輪橋で上陸。ダウンリバータイムはたったの50分。しかも、修復作業込みでこの時間です。なんか、余計にストレス溜まったような気がしますが、まあ今回の事故が途中下車不可の渓谷内なんかで起こらなかったのがせめてもの救いだったかなあとプラスに考えることにして、中断することにいたしました。

 あー、家帰ったら、すぐ修理せな…。

ニックネーム ラナ父 at 22:42| Comment(2) | 甲信越>桂川(相模川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
修理素敵ですね!!
Posted by G at 2010年12月02日 23:23
33年間生きてきて培った知恵と経験をこの一点に集約させました。
Posted by ラナ父 at 2010年12月05日 04:27