2010年10月11日

37 第17回長良川WWFスラローム/三日目(長良川3)

水位:0.90m(稲成) 気温:23℃(八幡) 天気:晴れ 区間:三段の瀬
メンバー:tomoさん、後輩一号&川太郎&川次郎 応援:会長夫妻


 長良川WWFもいよいよ最終日を迎えました。
 種目はスラローム。ダウンリバーと日程が入れ替わり、さらに航下は1回のみという点で例年と大きく異なっています。
 大会初日はえらく増水したため、大会運営スタッフが設置済みのゲートをいったん撤去し、ダウンリバー競技終了後の夕方から改めて設置し直されてました。本当に大変な作業だったと思います。それなのに1本きりで終わってしまうのは、何だかとてももったいない気もしますが、閉会式やら後片付けやらのスケジュールを考えると削減せざるを得ないんでしょう。

 稲成観測所水位は0.9m.ようやく1mを切りましたが、スラローム競技を催行する水量としてはまだかなり多い。水量の少ない時は1秒を争う接戦となるケースが多いんですが、今日のような流速の強いコンディションではゲート不通過(ペナルティは50秒!)をやらかしてしまう可能性が高くなるんで、かなり荒れそうです。しかも、勝負は一回きりときてます。

 ゲート数は、件の再設置作業などが影響し、10門となりました。例年と比べて2門削減されています。
 一ノ瀬には1番、2番が設置されています。1番の右岸側に設置されたアップゲートがキーでしょう。最短はもちろん本流(左側)から回るルートですが、ゲート下流がかなり狭くてエディーに入れるか微妙な位置にあります。流されるリスクを負ってでも左から入るか、ロスしても確実性を重視して右岸のエディーを迂回して入るか、判断に迷うところです。

 二ノ瀬は3番から6番の4門。4番、5番はメインカレント上のダウンゲートで特筆すべき点はありません。6番はアップですが、インフレ部門は免除なので無視できます。

 三ノ瀬には7番から10番が設置。7番、9番、10番はメインカレント上のダウンゲート。8番はアップゲートで、右岸のエディーに9番と同じロープに設置されています。7番を通過した後、8番下流のエディーに間に合わせられるかどうかがキーとなりそう。

 出艇順はインフレ→RJ2→RJ1の下位からで、2分間隔となりました。例年であれば、1本目終了後に後発ラフトチームのルートの取り方など参考にして2本目に活かせるんですが、今回はそいつができません。脳内で創ったイメージだけが拠り所です。

 順位はなぜか初日のが適用されていて、美並カヌークラブとUNKONYに挟まれる形で出艇となりました。
 まずは1番ゲート。いきなり難関です。先行したチームはほとんど確実な右岸ルートを選んでいました。美並カヌークラブも右を選択しています。左側ルートを使ったのは、Team つんどらとあけぼのタイフーンでしたが、どちらも成功していました。
 我々が選んだのは、もちろん左側です。かなり流されることを想定して、10mくらい上流でボートを回転させてフェリーグライドでゲートに寄せる作戦でしたが、想定していたより流速が弱く、ゲートの上流側で止まってしまいそうです。
 アカン、いきなり読み間違えた…。流速を過大評価していたようです。この程度なら、わざわざ上流に向けずに直接ゲートの下に向かうべきでした。
 バックパドルで移動し、ゲートの下流に寄せてから漕ぎ上がりましたが、大きなロスになってしまいました。しかも、ポール接触(ペナルティ5秒)のおまけつき。

 続く2番から5番はすべてカレント上のダウンゲートで、接触もなく無事通過。6番は免除なのでパス。1番のロスを取り戻すためにも、何とかこの先もノーミスでいきたいところです。



 7番からは三ノ瀬に入ります。メインカレント上の7番から一気に右岸のエディーにある8番に寄せられるかが最も重要なカギとなりますが、結論を先に言えば、失敗しました。8番ゲート下流のエディーに届かず流されてしまい、8番はおろか、9番、10番も届かずにゴールラインを越えてしまいました。前代未聞の不通過3ゲート(ペナルティ50秒*3=150秒)…。うわー、えらいミスやってもうた…。



 試合開始前に陸上から下見した際の見立てでは、8番ゲートは、1番アップと同程度の難度と認識していました。実際には1番の難度は思っていたほどではなかったので、7番→8番も大丈夫だろうと途中で評価を甘くしてしまったのが第一の誤り。結果的に、今度は過小評価をしていました。
 そして、1番の時は考えていた失敗した時のリカバリ案を、8番では考えていなかったのが第二の誤りでしょう。下見時に、まあ、いけるやろと思い、あと一歩踏み込んで考えることをしていませんでした。
 そして最大の誤りは、目的のエディーポイントに入れなかった後、気持ちを切らしてしまい、思考停止してしまったことです。コース取りに失敗したことよりも何よりもこの点に一番悔いが残りました。
 さらに傷口に塩を塗りたくられた気分に陥らせたのは、ダッキー部門トリのUNKONYの行動でした。彼らも我々同様にエディーを取れず流されたんですが、すぐにその裏のエディーに入り、漕ぎ上がり始めました。観戦しながらあれは難しいやろと思っていたんですが、見事漕ぎ上がりました。執念が違う。気持ちの面で完全に負けてました。



 後で嫁さんに聞くと、8番ゲートには、チャレンジしたチームとハナから捨てたチームと二極化したそうです。我々の1コ前の美並カヌークラブは後者を選び、9番、10番を確実に通過することを選択したそうです。今日のような増水のコンディションでは、失敗のリスクが高く、仮に成功しても漕ぎ上がりに非常に時間を要するため、あえて「捨てる」のも、確実に上位を狙うという点では合理的な判断かと思います。



 8番にチャレンジしたチームのうち、ゲート直後のエディーに入れたのはたったの1チームだったそうです。残りのチームのその後の行動はというと、すべてUNKONYのように漕ぎ上がってリカバリしたらしい。打つ手なく流されていったのはうちのチームだけだった…。

 さて順位ですが、11位でした。いやあ、たぶん歴代最低の順位でしょう。8番ゲートのエディーを取れなかったというミスが3門連続不通過という最悪の結果に繋がり、とことん転がり落ちてしまいました。首位陥落どころの話ではなく、入賞自体怪しくなってきました。
 いやー、いい調子やったのに、最後の最後でやらかしてしまいましたね…。娘さんの運動会を見送り、体調不良をおしてまで参加してくれたtomoさんには非常に申し訳ないことをしてしまいました。

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 激戦のスラローム種目を制したのはなんと8番を捨てた美並カヌークラブでした。結果的には、彼らの判断がベストだったということですね。UNKONYは8番ゲートを通過する前に実は9番に接触していたらしい。せっかく漕ぎ上がったのに、先に9番に入ったことになるので8番は不通過扱いでした。
 総合優勝は美並カヌークラブで決まりでしょう。2位以下は…、混戦になりそうですね。

 閉会式。お立ち台で最終順位が口頭で発表されます。最下位から順にチーム名が読み上げられていきます。

 5位 Team つんどら
 4位 ワンダラーズ

 おお、ひょっとして入賞してます?

 3位 UNKONY

 え、マジ?

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 結局、首位陥落したものの1ランクダウンに留まり、総合準優勝で終わりました。うーん、11位やったのに、信じられん…。どうやら種目ごとの順位変動が激しく、多くのチームにポイントが平準化されたのが幸いしたように思います。ただ、接戦の結果の2位ではなく、自爆した結果なんで、同じ2位でも満足感が違います。今回は順位にあまり価値を見いだせませんでした。

 今年最後の真剣勝負。ゴール目前で大コケしてしまい、優勝こそ逃しましたが、今年も美並カヌークラブやUNKONYなど、同等以上の実力を持ったチームと最後の最後まで激戦を繰り広げることができて、充実した三日間を送ることができました。
 この長良川WWFには初出場の2002年以来、今回で8回目の出場となります。ダッキー部門ではたぶん、美並カヌークラブに次ぐベテラン勢というポジションになるかと思うんですが、何年経っても楽には勝てないですねえ(笑)。まあそこにこの大会の魅力があるんだと思いますが。

 ちなみに今年の閉会式はスタートが16時過ぎまでずれ込み、随分間延びしまして子供たちが暴れ出さないか危惧していましたが、川太郎は愛知大のお姉さま方に可愛がられて非常に嬉しそうでした。2歳児のくせしてデレデレです。

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 今年の賞品は、珍しく書籍が置いてあったので思わず手にとってしまいました。
 「江戸の用語辞典」です。江戸時代の時代小説って、宮部みゆきくらいしか読んでないけど、勉強させていただきます。

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ニックネーム ラナ父 at 23:01| Comment(0) | 東海>長良川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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