2010年10月10日

36 第17回長良川WWFダウンリバー/二日目(長良川2)

水位:1.08m(稲成) 気温:24℃(八幡) 天気:晴れ 区間:新三日市橋〜子宝温泉下
メンバー:tomoさん、後輩一号&川太郎&川次郎(応援)


 寝入って間もなくして、コテージの屋根を叩く音は鳴り止んだようでした。稲成観測所の水位は23時の1.41mをピークに下降を始め、朝9時の時点で1.15mまで低下。明け方から1時間に約2cmの割合で緩やかに下がっています。

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 長良川WWF二日目は本来スラロームですが、やはり増水を理由にダウンリバーへと種目変更されました。競技開始時刻は14時からとなり、午前中はゆっくり下見に費しました。天気はすっかり回復し、昨日の暗く寒い雨雲とは真逆に、澄み切った秋空が広がっています。



 出艇は、RJ1→RJ2→インフレ(ダッキー)という順番で、各カテゴリの下位から3艇同時に1分間隔(カテゴリ間は5分)で出艇するというルールでした。ダッキーの参加チーム数は確か17でしたから、我々はトリで、UNKONYと2チームで出艇するということになります。
 昨日スプリントを制したUNKONYに、このダウンリバーでも1位を取られると、我々が総合で逆転優勝する望みはほとんど絶たれてしまうといっていいでしょう。絶対に、阻止しなければなりません。

 13時の時点で水位は1.1mでした。これだけ水量が多いと、ダウンリバースキルがより問われるレースになるでしょう。逆に、持久力の重要性は相対的に低下するものと思われます。その点では、スタミナは弱いが経験面で一日の長がある我々おっさんチームにとっては有利なコンディションに思えます。

 tomoさんの体調は、昨日よりは少しマシになっているようです。といっても毎食風邪薬を服用してはるんで、気のせいかもしれませんけど。個人的な感触としては、昨日のH2Hで徐々に調子が上がってきて、タンデムの違和感は解消しつつあります。スタート直前にしばらく漕ぎ合わせして、さらに力強いパドリングができるようになってきました。やっぱりラガーマンは基礎体力がちゃいますなあ。この漕ぎが終盤までキープできれば、結構いい勝負ができそうです。

 スタートは昨年と同様、スタートライン以前から助走OKのローリングスタート(フライングスタート)方式です。これにはまだ全然慣れていなくて、ラインに届く3秒前くらいに合図が鳴ってしまいました。しかも、トップスピードにも至っていないという最悪な状態でスタート。
 UNKONYは先行するようです。後ろにつくやろと思っていたんですがね。我々がスタートで出遅れたため、衝突は起こらずスムーズに順位が決まりました。

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 ダウンリバーでは、昨日のH2Hほど熾烈ではないにせよ、同時出艇組との駆け引きも非常に重要となります。昨日の結果から鑑みて、少なくとも序盤はUNKONYのほうがボートスピードは勝っているでしょう。何とか追い縋り、スタミナ切れ、もしくはスタックやコースアウト、フリップなどのミスを待つのが良さそうです。何といっても今日は過去最大級の増水状態ですから、チャンスはきっと訪れるはずです。

 スケボーの瀬を越えたあたりから、先行したダッキー群が視界に入ってきました。しょっぱなからフリップ続出していたようです。



 UNKONYのスーパーリンクスはやはり速い。フラットな場所では部分的にギューンと恐ろしいまでの伸びを見せ、突き放されます。しかし、ラピッドの中ではリンクスの方が気持ち速くて、トータル的には僅かずつながら差は縮まっています。こっちのほうがスピードに勝るんであれば、積極的に仕掛けたほうが面白いかもしれません。

 ということで、揺さぶりをかけることにしました。今まで煽られることはあっても逆の経験はなかったんですが、やってみると非常に効果的です。こちらはいつでも好きな時に攻撃を止められるので、主導権は常に手中にあるわけです。
 ふれあいからH2Hばりに攻めに転じました。一度押し出しにも成功したんですが、我々もコースアウトしてしまったので相討ち。こっちも消耗する作戦ですが、あっちはもっと削られているはずです。

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 セタラズまで来て、コースが狭くなったのでいったん退却。再び機を窺うことにしました。引き離されないよう、必死で追尾していきます。

 待っていたチャンスはついに訪れました。どっかんの瀬で、先行してたスーリンが瀬のラストでフリップ! 一気に差を縮めて、抜き去りました。勝負あったかと思いましたが、敵もなかなか、信じられないスピードでリカバリーしてきました。追い抜いたものの、差はほとんどついてません。



 今度は我々が逃げる番。攻守逆転です。バンブーの瀬からザンゲの瀬までは長い瀞場区間で、ここが正念場となるはずでしたが、さすが増水しているだけあってあっという間に過ぎてしまいました。ここの瀞場であけぼのタイフーン、そしてなんと美並カヌークラブも射程圏内に。
 前に座るtomoさんのパドリングが力強い。タンデムで一緒に漕ぐのは初めてなので、正直どこまでできるか分かりませんでした。スタミナ切れが不安材料でしたが、杞憂に終わりそうです。私と年齢が一回り違う美並カヌークラブもそうですけど、日頃から鍛えている人って、年齢を感じさせません。私もかくありたいものです。

 ザンゲの瀬まで来ました。前方の2チームは思い思いのルートから航下しています。我々は当初の計画通り、左岸ベタルートを選択しましたが、下見時のイメージと異なり、どんどん下流に流され、避けるはずだったホールに被弾。フリップは免れましたが、動きが止まってしまいました。やっべえ、ミスった…。
 瀬を下り終えた時点で、前の2チームとは少し差が開いてしまったようです。慌てて後ろを振り返りましたが、UNKONYの姿はありませんでした。これなら逃げ切れそうです。

 もう後ろを振り返る必要はないでしょう。狙うは前方の2チームのみ。吉田橋下の終盤の瀬であけぼのを抜き去り、残すは美並カヌークラブのみだったんですが、眼前でゴールフラッグを越されてしまいました。

 しかしまあ、充分に満足いく出来でした。昨年は耐えに耐え抜いた末の勝利でしたが、今年は積極的に攻めに出て勝ちを得ることができました。結果は同じですが、嬉しさの質が違います。何だかスカッとしてます。

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 結果は1位。初日の負けを挽回して逆転で総合1位となりました。2位は美並、僅差ながらUNKONYは3位に転落。

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 夜の部は、NKC会長夫妻とブッシュも加わって久々にNKC総会が開催されました。

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 いやー、ブッシュとコニーのコンビ最高ですわ。会長と花鳥のダブルチキンコンビ以来の逸材ですかね。来年「コニッシュ」として出場するとかしないとか。

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ニックネーム ラナ父 at 06:01| Comment(4) | 東海>長良川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

優勝おめでとうございます。

動画、いいですね。すごくいいです。
後輩一号さんのMCもすばらしい。

ところで、101本目のレポートがあがらないのが、微妙に気になってます。
Posted by やまかわ at 2010年10月18日 20:18
やまかわさん、こんばんは。
優勝じゃないですよ。三日目が残ってます。ちょうどいま書いてます。

ムービーのMCについては本人の削除要望が非常に強いのですが(笑)、言いたい放題で笑えますので今のところ修正なしでアップしてます。当局の圧力が強まれば、オーディオ入れ替えされるかもしれません。

101本目の道志川(と100本目の檜枝岐川)ですが、忘れられてなくてありがとうございます。この二週間珍しく仕事がクソ忙しくて放置状態でしたが、ようやく再開できそうです。いまんところ8割方できあがってますので、近々アップできるのではないかと思われます。
Posted by ラナ父 at 2010年10月18日 22:53
ありゃ、大変失礼しました。
迂闊にも無神経なコメを入れてしまいました。
( 今、主催者サイトみました。 )

MCは是非そのままでお願いします。
Posted by やまかわ at 2010年10月18日 23:30
おはようございます。
一週間も経ってしまいましたが、ようやく最終日のスラロームまで書き上がりました。

MCについてはあくまで公開の立場を取り続けたいところですが、駆け引き次第です。スプリントやダウンリバーのそれと違って、勝てたことないんですけど(笑)。
Posted by ラナ父 at 2010年10月19日 07:39